峰街道で若返ろう -天空の道 峰街道-
【峰街道とは】
峰街道は長野市善光寺(北国街道)と大町市大黒町追分(千国街道)を結ぶ、歴史ある峰街道です。
俗に「つるね道」と呼ばれ、蔓や根のように長く伸びて連なった、峰つづきの道です。

街道沿いには多くの集落をはじめ、戸隠三院跡や社寺・仏閣が多数存在し、古くから麻の道、善光寺・戸隠への参詣の道として戦前まで多くの人々に利用されていました。
特に長野市・大安寺から大町市・湯の海までの区間は標高約800m、道のり約25kmの峰街道であり、北に戸隠・虫倉山山系、西に北アルプス、南に聖山・浅間山を眺めることができる、理想の眺望道路となっています。

峰街道と呼ぶ道は古い峰街道に沿って車が通行可能な道(林道・農道)としてあけた道を指します。本当の古道はその車道から枝分かれし、山道として存在しています。峰街道の会では、車道、古道を含め、その名称を「天空の道 峰街道」とします。
峰街道の維持管理体制は、山の中の集落の限界集落化や街道そのものが、長野市(信州新町)、長野市(中条)、小川村、大町市(美麻)の境界線上にあるため非常に難しく、廃道になりつつあるのが現状です。

タバコ岩付近空撮 タバコ岩西広場からの北アルプス


■地図はこちらからダウンロードできます。

※玉泉寺~大安寺の地図

※湯の海~中尾口の地図